《パノラマ加工ソフト》を手に入れて、他人の事を考えずにUPしたので、重た〜い画面になってます。
 すみません  m(__)m

2002.2.6 (Wed)
快晴〜微風。登山口気温+2度。山頂気温-4度。
天気予報どうり、今日は3月下旬並みの暖かい一日でしたね。
しかし、暖か過ぎて、下界・日本海には霞が掛かっていて展望は無しでした。

朝、溝口I.C.付近から大山を見ると、山頂付近にはガスが掛かっていて、不安と期待が・・・

 夏山登山道口
さあ、バーチャル登山家の皆さん! 一緒に夏山登山道口から出発しますよ。
アイゼンとストックは持ちましたか〜  それに、お酒・おつまみも忘れないように!?
チェックはしませんが、おやつは500円迄ですよ (^o^)

1合目 4合目
左は1合目です。新雪が無く、トレースもはっきりしているので歩き易いですね。
気温が高いので、そろそろ着ている物を脱いで、温度調節です。
ウォーミングアップが出来ましたね。 周辺のブナ林は、樹氷が付いて見事です。小鳥のさえずりは春のようです。
右の4合目の標識は、かろうじて雪から顔を出しています。だから、積雪は1m20cm位でしょうか。


これでも例年よりは、雪が少ないようです。

5合目 
さあ、5合目に着きました。あいにく下界は霞が掛かっていて見えませんが・・・
所々に穴が開いているので注意が必要です。ここに落ちると、はい上がるのに苦労しますよ。
特に、日頃運動不足でいろんな意味で体が重い・・・今、下を向いたあなた! (^o^)
昨日登った誰かが、シリセードで降りたらしくて、登山道の足跡が消えてツルツルになっている箇所が多数。
「大山登山を楽しむ会」(昨日、会を設立しました)マナー向上委員としましては、次に登る人の事を考えて、こういう事は止めてほしいものです。
滑るのなら、登山道(トレース跡)から少し離れた所を滑って頂戴!!

6合目避難小屋から
6合目避難小屋です。大休止にしましょう。でも、ここにトイレは無いんですよ (>_<)
朝10時頃なので、太陽の位置が悪く、光がうまく捕らえられません。
しかし、三鈷峰、ユートピア小屋もハッキリ見えて、満足、満足。
ここまで来れたら、登ったも同然。あと少し! 頑張りましょう。

7合目付近から 草鳴社ケルン
7合目付近から草鳴社(そうめいしゃ)ケルン方向を見上げる。7合目の標識は雪の下、ということは積雪2m位でしょうか。
モンスターになった草鳴社ケルンから、見下ろすと・・・ 右向こうには大山スキー場。

このケルンが、昭和12年12月5日、大山で記録に残る最初の遭難碑だとは、ほとんどの人が知りません。(草鳴社山岳会の3人が亡くなられました。生還者は1人。) どう見ても枯れた大木ですから・・・ しかし、大山には人知れず、思わぬ所にケルン(慰霊碑)が沢山あります。国立公園で許可が下りないから、遺族の方が訪れることが出来る場所に、 そっと造られるんでしょう。環状道路から10m位、二の沢に熊笹を取りに入って、ブナ林の中でケルンを見つけたこともあります。新しい花が供えられていました。合掌・・・

8合沢
8合沢には元谷まで続くスキーの滑降跡が4〜5本。う〜ん、こんないい状態なら滑ってみたいなぁ。
最大傾斜は40度位でしょうが、上から見ると直角、まっ逆さま!!です。ちょっと、恐怖。

8合目付近から
8合目付近から見る北壁。 言葉はいりませんね。
一人遅れた人がいるので、景色を堪能しながら待ちましょうか。チョコレート食べる??

9合目から
9合目から山頂小屋を確認。ダイセンキャラボクは雪の下で冬眠中?。
周辺は最高のパウダースキー場になってます。シュプールも4〜5本有ります。
物好きは結構いるんだ〜。 あ〜、やっぱりスキーを担いでくれば良かった〜(物好きの一人?)

山頂小屋
小屋はすっかり雪で埋まっていますが、1階入口から入れます。
余裕のある人は、ボランティア(雪カキ)しません?

山頂から
山頂碑からの、弥山(みせん)〜剣ヶ峰への稜線。 実際はもっと、もっと綺麗なんですよ。
右向こうには、烏ヶ山(からすがせん)も見えますね。

弥山から
弥山(三角点 1709m)からの展望。
誰かが縦走した形跡が有りますが、今日は止めときましょう。命を賭ける必要もないでしょ (*_*)
左向こうには、甲ヶ山と矢筈ヶ山も見えます。

弥山から小屋方向
振り返って山頂小屋方向を見ると、こんな感じ・・・見晴らしがいいから、迷子にはなりませんね。

小屋付近からの元谷
小屋付近から元谷を見下ろす。あんまり前に出ると落っこちますよ!
大山スキー場も見えてます。

雪庇
ユニークな形の雪庇(せっぴ)。雪庇の上を歩きたい誘惑にかられますが、アブナイ、アブナイ!!
お〜っと、後ろの方で滑って転んだのは、誰だ〜〜?

元谷からの北壁
行者谷コースに下山して、元谷から見上げる北壁。あの上まで登ったんですよ。
残念ながら逆光です。太陽がもう少し傾くと、北壁が照らされて最高なんですが・・・

 
雪の中のいつものお地蔵さん。「無事に帰りましたよ。お陰さまで楽しかったです。」と挨拶。
皆さんとも、ここでお別れです。寂しいですが、又どこかの山でお会いしましょう。

帰りに溝口I.C.で大山を見ると、晴れ渡って雄大です。「感謝!」

  

>>登山口  >>Top


inserted by FC2 system