今日の荷物は35kg、背負子や自分の荷物(冷えたビール・飲み物・おにぎりのみ)をトータルすると、40kg強でしょうか。
写真をクリックしてみて下さい。
行者谷コースは改修工事が進んでいますが、写真のように木の階段や板の道(木道)があちこちに出来ていて、雰囲気が台無し〜いささか興ざめの感じがします。
従来のような丸太の階段の補修かと思っていたのに・・・大好きな登山道でしたが・・・植生保護の為には仕方の無いことなのでしょう。
山に生える母子草という意味のホソバノヤマハハコ(キク科)と、朝露に濡れるコウゾリナ(キク科)。
足の筋力は少し落ちているようで、休憩回数が多く、かつ長くなります。しかも雨上がりとガスの為、湿度が高くて、汗が吹き出ます。帽子のツバから汗がポタポタ落ちるのを初体験しました (>_<)
山頂までに1リットル飲み干してしまいました。視界も悪く、写真を撮る余裕も無く、言葉のとうり「
必死の思い!」・・・で山頂に着きましたが、小屋も山頂碑もガスの中・・・
一時は、「もう山には登れないのでは・・・」と思っていたのに、ここまで頑張れるだけの体力が回復していることに、(自己)満足しました。 冷えたビールが旨〜い!
山頂に咲くエゾノヨロイグサ(セリ科)。まだまだ頑張って咲いているヤマアジサイ(エゾアジサイ)(ユキノシタ科)
9合目付近のサラシナショウマ(キンポウゲ科)の群生。私の中ではサラシナショウマは孤高のイメージだったんですが・・・
9合目まで降りてくると少し晴れてきました。私の手に止まったナツアカネ(もうすぐアカトンボ? 秋になると雄だけ全身が赤いアカトンボになります。
今の時期、雄か雌かは私には分かりません)〜彼女は男の汗の匂いが好き?
白い小さな花が米粒を連想させるところから名付けられたキュウシュウコゴメグサ(ゴマノハグサ科)。私には小鳥のさえずりに見えます。右の写真は7合目付近を見下ろす。
ピンクが映えるシモツケソウ(バラ科)
一瞬晴れた6合目上からの北壁
これからが見頃のクサボタン(キンポウゲ科)。まだ咲いていたオオバノトンボソウ(ラン科)
咲いている時期を考えると、もしかすると同じラン科の「ジンバイソウ」かも知れません。
紫の斑点がホトトギスの胸にある斑紋に似ているところから名付けられたヤマジノホトトギス(ユリ科)
足元にひっそり咲くこの花が、なぜか好きなんです。
ツツジ科の仲間では珍しく今の時期に花を咲かせるホツツジ。花が穂状につくことからの命名。又、昔は箒(ホウキ)として利用されていたので別名ヤマボウキ。
右の写真は藪(やぶ)に生えるのでヤブハギ(マメ科)〜花の一つ一つは可愛いんですが、花がまばらに付いている分、チョット淋しげ・・・この花が咲くと夏も終わりになるからでしょうか?