2002.9.11 (Wed)
登山口気温18度。山頂小屋気温17度。曇り(ガスの中)、微風。

下界は晴れだったんですが、山頂はガスの中で展望はほとんどナシでした。
最近、チョット天気のハズレが多いですね。(日頃の行いが・・・)
蒸し暑かった分、山頂でのビールは旨かったですよー

大山橋から 登山道
大山橋から見上げた大山は、稜線もはっきり見え、絶好の登山日和だと思ったんですが・・・
夏山登山道は補修工事が行われています。登山道と平行して(写真右端)運搬用モノレールが設置してあります。階段が増えると益々登りにくくなると思うんですが、 植生保護の為には仕方ないですね。

2合目 倒木
久しぶりに見る感じの2合目。ここまで工事をしています。今にも倒れそうになり、根がむき出しのブナの木・・・近い将来倒れてしまうんでしょうね。

オオカニコウモリ 3合目
オオカニコウモリ(キク科) 葉の形がコウモリの羽やカニの甲羅に似ているから・・・
3合目〜この辺りから蒸し暑さを感じるようになりました。

4合目  マイヅルソウの実
4合目。 右の写真は「マイヅルソウ」の実〜今は茶色のまだら模様ですが、熟すと綺麗な赤色になります。

ツキヨタケ 5合目
枯れ木に生えてるタケ〜これが椎茸ならいいんですが・・・毒キノコのツキヨタケです。
右の写真は5合目です。

シオガマギク おけい姉さん
散り始めていたシオガマギク(別名トモエシオガマ・ゴマノハグサ科) 昔、塩を作っていた塩竃(しおがま)は、浜辺でとても綺麗な景色だったそうです。 この花は葉まで綺麗 ⇒ ハマデキレイ ⇒ 浜で綺麗はシオガマ・・・となったそうです。昔の人は想像(創造)力が豊かだったんですね。
登山道を登る"おけい姉さん"〜大山では有名人です。今日が162回目(注・今年だけの回数です)の登山だそうです。このままの調子なら、 去年同様200回を越えるでしょうね。恐れ入ります m(__)m

6合目 ヤマシャクヤクの実
6合目避難小屋。 右は山の女王「ヤマシャクヤク」の実〜見事な赤色〜茶花にも利用されるそうです。丸く黒いのが種ですが、これは早めに落ちるので、 赤いのが種だと思っている人が多いようです。

6合目上から
6合目上から弓ヶ浜方面を見下ろすが、もやっていて残念でした。

タンナトリカブト 8合目
有名になった毒草の王者? タンナトリカブト(キンポウゲ科) 生花にも重宝がられる為か、年々数が減っています。家で栽培していると、 きっと勘違いされますよ!  右は8合目。

8合目上から
8合目上からの北壁

イヨフウロとアキノキリンソウ 9合目
イヨフウロとアキノキリンソウが仲良く咲いていました。9合目付近までは、あまりガスも無かったんですが・・・

ダイセンキャラボク ネジバナ コウゾリナ
ダイセンキャラボクの赤い実〜これから益々甘くなりますが、種には毒があるので種は食べないように! 真ん中は「ネジバナ(捩花・ラン科)」 別名は「モジズリ(捩摺)」です。昔は近くのあぜ道に沢山あったのですが、 環境変化・農薬の関係(?)で、残念ながら今では山に行かないと見ることが出来ません。 右はコウゾリナ(キク科)

山頂小屋 料金表
山頂小屋の風力発電は順調でした。売店での値段〜これが高いか安いかは??? 高いと思ったら自分で持って上がりましょう (^_^)  でも今年からはビールが冷えているのに、値段据え置きは良心的。

山頂碑
合成写真が汚くてすみませんが、山頂碑の左側(東側)は約40cm/年の割合で崩壊しています。このままでは5〜6年しか持たないでしょうから、山頂碑を見たい人はお早めに!?

方位盤 三角点
慰霊碑の上にはめ込んである方位盤。 右は弥山の一等三角点(1709m) 鳥取県西部地震の為、約2m低くなったんです。

弥山から剣ヶ峰
ガスの合間に一瞬見えた剣ヶ峰への稜線

弥山から
弥山から見た山小屋方面。 4本の風車の塔が見えますね。

山頂台地 石室
山頂台地を石室(いしむろ)の方に回ってみました。昔は緊急避難用として利用されていた石室。

 案内板
池に水があるのを久しぶりに見ました。これが梵字ヶ池か地蔵ヶ池かは不明です。

 

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