大山橋から見上げた大山は、稜線もはっきり見え、絶好の登山日和だと思ったんですが・・・
夏山登山道は補修工事が行われています。登山道と平行して(写真右端)運搬用モノレールが設置してあります。階段が増えると益々登りにくくなると思うんですが、
植生保護の為には仕方ないですね。
久しぶりに見る感じの2合目。ここまで工事をしています。今にも倒れそうになり、根がむき出しのブナの木・・・近い将来倒れてしまうんでしょうね。
オオカニコウモリ(キク科) 葉の形がコウモリの羽やカニの甲羅に似ているから・・・
3合目〜この辺りから蒸し暑さを感じるようになりました。
4合目。 右の写真は「マイヅルソウ」の実〜今は茶色のまだら模様ですが、熟すと綺麗な赤色になります。
枯れ木に生えてるタケ〜これが椎茸ならいいんですが・・・毒キノコのツキヨタケです。
右の写真は5合目です。
散り始めていたシオガマギク(別名トモエシオガマ・ゴマノハグサ科) 昔、塩を作っていた塩竃(しおがま)は、浜辺でとても綺麗な景色だったそうです。
この花は葉まで綺麗 ⇒ ハマデキレイ ⇒ 浜で綺麗はシオガマ・・・となったそうです。昔の人は想像(創造)力が豊かだったんですね。
登山道を登る"おけい姉さん"〜大山では有名人です。今日が162回目(注・今年だけの回数です)の登山だそうです。このままの調子なら、
去年同様200回を越えるでしょうね。恐れ入ります m(__)m
6合目避難小屋。 右は山の女王「ヤマシャクヤク」の実〜見事な
赤色〜茶花にも利用されるそうです。丸く黒いのが種ですが、これは早めに落ちるので、
赤いのが種だと思っている人が多いようです。
6合目上から弓ヶ浜方面を見下ろすが、もやっていて残念でした。
有名になった毒草の王者?
タンナトリカブト(キンポウゲ科) 生花にも重宝がられる為か、年々数が減っています。家で栽培していると、
きっと勘違いされますよ! 右は8合目。
8合目上からの北壁
イヨフウロとアキノキリンソウが仲良く咲いていました。9合目付近までは、あまりガスも無かったんですが・・・
ダイセンキャラボクの赤い実〜これから益々甘くなりますが、種には毒があるので種は食べないように! 真ん中は「ネジバナ(捩花・ラン科)」 別名は「モジズリ(捩摺)」です。昔は近くのあぜ道に沢山あったのですが、
環境変化・農薬の関係(?)で、残念ながら今では山に行かないと見ることが出来ません。 右はコウゾリナ(キク科)
山頂小屋の風力発電は順調でした。売店での値段〜これが高いか安いかは??? 高いと思ったら自分で持って上がりましょう (^_^) でも今年からはビールが冷えているのに、値段据え置きは良心的。
合成写真が汚くてすみませんが、山頂碑の左側(東側)は約40cm/年の割合で崩壊しています。このままでは5〜6年しか持たないでしょうから、山頂碑を見たい人はお早めに!?
慰霊碑の上にはめ込んである方位盤。 右は弥山の一等三角点(1709m) 鳥取県西部地震の為、約2m低くなったんです。
ガスの合間に一瞬見えた剣ヶ峰への稜線
弥山から見た山小屋方面。 4本の風車の塔が見えますね。
山頂台地を石室(いしむろ)の方に回ってみました。昔は緊急避難用として利用されていた石室。
池に水があるのを久しぶりに見ました。これが梵字ヶ池か地蔵ヶ池かは不明です。