ヘッドライトを点けて、真夜中の登山は久しぶり・・・いつも見慣れた1合目・2合目もナンだか雰囲気が違います。
真っ暗なので、適当にシャッターを切りました。
5合目の「山の神様」は、きっと熟睡中・・・黙って通り過ぎました m(__)m
6合目避難小屋には、もちろん誰もいません。
午前5時10分、東の空が濃いオレンジ色に染まってくる・・・剣ヶ峰の稜線が、シルエットのように浮かび上がってくる瞬間です。
空にピンク色も加わってくる。 「
うあ〜っ、凄い!」「おお〜〜っ」「
綺麗だー!」 周囲から歓声があがる・・・
寒さの中、この感動を共有している妙な連帯感が生まれてくる・・・
朝焼けの下方、左の甲ヶ山から右の烏ヶ山にかけて、湧き上がる雲海が見えてきました。
おにぎりを食べて、カップうどんにお湯を入れて、さぁ食べようと思った時、「晴れてきましたー」の声!
急いで山頂に行ってみると、、、この写真。 太陽は剣ヶ峰山頂の右少し上。
小屋方面も最高の景色です。 三瓶山もハッキリ見えていました。
弥山の山肌も輝いてきました。 小屋の左に私の影があります。
小屋に帰ると、うどんはすっかり伸びていましたが、味は最高でした(?)
雲海というのは、いつ見ても気分がいいものですね。 下山途中、なんとか「影大山」が見えました。
もう少し早ければ、影が米子市まで伸びていて立派な「影大山」だったでしょう。
8合目付近から見る、北壁。
見下ろす7合目付近は、そろそろ紅葉が始まっています。 藍色のサワフタギの実。
補修工事が完成した行者谷コースは、木道が増えて、なぁーんか歩きづらいんですけど・・・
赤色が眩しい「ツリバナ」と思ったら、これは初対面のムラサキマユミ(ニシキギ科)でした。
元谷から見上げる北壁。
花のつき方が薙刀に見えませんか? 「ナギナタコウジュ(シソ科)」です。 元谷から大神山神社に向かう登山道は薄暗い為か、花も遅咲きです。
サラシナショウマ(キンポウゲ科)が、まだ咲いていました。
いつ見ても、このお地蔵さんはいい顔してますねー 「今日も有難う御座いました」
いつもの「とやま旅館」で朝風呂に・・・「極楽、極楽、、、」 帰り道、ススキの向こうに「伯耆(ほうき)富士」