誰も居ない氷ノ山オートキャンプ場から登り始めましたが、「クマに注意」の張り紙に少し緊張しました。
キバナアキギリ(シソ科)のす〜っと伸びた赤紫のヒゲが素敵です。
登山道の「旧伊勢道」の表示には、先人達の生活の歴史を感じます。
クロバナヒキオコシ(シソ科) 〜 引き起しとは、瀕死の病人を起死回生させる薬効があるといいますが、真偽の程は?
キツリフネ(ツリフネソウ科) 〜 ツリフネソウの距(尻尾)は巻き込んでいますが、キツリフネは垂れ下がるのが特徴。
標高1250mの氷ノ(山)越避難小屋から眺める氷ノ山。 右は氷ノ越にある石仏と私の影。
広い登山道がブナ林の間を抜けて行きます。 木の根が階段になっている箇所も有りますが、根を痛めないよう歩きましょう。
仙谷コース(沢筋を下りますが、鎖場もあって面白いコースです)への分岐。 アキチョウジ(シソ科) 〜 青紫色の細長い筒状の花はユニークですね。
甑岩(コシキイワ)〜こんな漢字だと初めて知りました。スリルのある登りですが、自信の無い人には巻き道(迂回路)が有ります。 右は、コシキ岩上部から登って来た道を展望する。
どちらもキイチゴの仲間でしょうが、よく分かりません。 味は右の方が美味しくて、沢山デザートに頂きました。
右は、コバノフユイチゴ(マルバフユイチゴ)のようです。
オトコエシ(オミナエシ科)。 山頂では、尼崎工業高校の避難小屋が撤去され、その跡に山頂標柱を立てる工事が行われていました。
左は完成模型(高さ15cm位)です。 右が実物〜歴史的一瞬です!
山頂からの展望
山頂からの三の丸方向
山頂の20m程西側には、大山と同じ太陽光発電を利用した水洗トイレが新設してありました。
アメリカセンダングサ(キク科)は、縦走路でよく見かけます。
見事な「千年キャラボク」。 三の丸への縦走路の途中から、氷ノ山を振り返る。
縦走路は、キャラボクが点在するチシマザサの高原です。キャラボクの赤い実を一杯頂きました。
三の丸展望台(標高1464m) と 三の丸避難小屋
三の丸展望台からの眺め。
三の丸休憩所にはトイレが有ります。 赤色がまぶしいゲンノショウコ(フウロソウ科)。
休憩所からの展望
ツリガネニンジン(キキョウ科)〜さわやかな鐘の音がしそうです。
赤いキノコはタマゴダケに似ていますが、何でしょうか?
(アカタケのようです。染料に利用されるようです)
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スキーリフト最上部から
右のキャンプ場まで
帰るのかと思うと、
どっと疲れました。
スキーなら、あっという間
なんですが・・・
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ススキ(イネ科)越に、降りてきたスキー場を振り返る。 オタカラコウ(キク科)は造りが大きく目立つ花ですね。
私の好きな花 〜 アケボノソウ(リンドウ科)が、林床にひっそりと咲いていました。
これからも咲き続けて下さい。静かにひっそりと・・・
右の写真に
マウスポインタをそっと合わせて下さい。
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