2003.9.3(Wed)

登山口気温20度、大休峠小屋気温18度。 曇りのち雨、微風。

イワショウブ(ユリ科)を楽しみに登って来ました。
香取〜大休峠〜矢筈ヶ山〜甲ヶ山 ピストンです。

登山口 登山道
香取登山口から岩伏別れに向かって、静かな登山道を行きます。

オオカニコウモリ  石畳
満開のオオカニコウモリ(キク科)。 石畳道の写真をクリックすると説明文が現れます。

アキノキリンソウ  アキノキリンソウ
アキノキリンソウ(キク科)は登山道のいたる所で咲き誇っています。

フウリンウメモドキ ミゾソバ
とても綺麗な実を付けるフウリンウメモドキ(モチノキ科) と ミゾソバ(タデ科)

大休峠小屋 登山道
大休峠小屋には、倉敷市のK大学の皆さんがテントを張っていました。
右は、私の好きな矢筈ヶ山への登山道の景色。

矢筈ヶ山山頂 甲ヶ山東壁
矢筈ヶ山山頂はガスの為、展望ナシです。 ここからはヤブコギぎみの登山道になり、昨夜からの雨露の為、下半身はズブ濡れ状態になりました。 右の写真は小矢筈を越えて、甲ヶ山東壁を見上げたものです。

甲ヶ山北壁 リンドウ
甲ヶ山北壁を見上げると、今日の目的の花「イワショウブ」が群生しています。 下部にはリンドウが咲き始めています。

甲ヶ山山頂 昼食
残念ながら甲ヶ山山頂からも展望は皆無です。 昼食は、今年の夏よく売れたらしい懐かしのチキンラーメン。もちろん卵も持って来ました。  ところが食事中に雨が降り始め、急いで退散しました。

イワショウブ  
 イワショウブ 
  (ユリ科)

 
 寒冷な氷河期に分布していた
 氷河時代の遺存植物であるらしい。
 この場所が分布西限のようです。

 ここならずっと生き永らえる
 ことが出来るでしょう。

イワショウブ   イワショウブ
右の写真にマウスポインタをそっと合わせて下さい。

イワショウブ イワショウブ
後方は、左が小矢筈、右が矢筈ヶ山。 花期が終わると先端から赤く染まっていきます。

ブナ林 登山道
雨上がりのブナ林は、神秘的です。 沢山の「イワショウブ」に出合えて満足の山行でした。


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