2004.2.25 (Wed)

恩原スキー場から、ギラガ仙(1247.7m)〜恩原三国山(1213m)〜三国山北峰(1252m)へ、山スキーで歩いてきました。
恩原三国山は、鳥取県・岡山県の旧三国(伯耆、因幡、美作)の接点に位置するのでこの名があります。

登山口気温マイナス1度、 快晴、微風。

片道6km弱のスキートレッキングで、しっかり日焼けしました。

恩原湖 恩原スキー場
恩原湖からギラガ仙を望む。 午前7時前、恩原スキー場には一番乗り。
朝早くから仕事熱心なおじさんがいて、駐車場料金(500円)はしっかり徴収されました。

牧場入口 牧場最高地点を見る
リフトが動き出す前に、スキー場最上部まで登らなくては・・・
恩原牧場入口まで来ると、ギラガ仙が顔を見せてくれました。右の写真は、牧場最高地点を見上げる。

牧場ピークからの展望
牧場ピークからの展望 〜 三国山までは遠い・・・

	大山方向の展望
大山方向の展望 〜 肉眼では見えたのですが・・・
今年も、伯州山で「イワウチワ」に逢えるだろうか。

シュカブラの向こうに 大尾根
シュカブラの向こうに、右から1192mピーク、ギラガ仙、三国山。
右の写真 〜 1192mピークから、今歩いて来た大尾根を振り返る。

ギラガ仙を見上げる   ブナの木
雪庇の向こうにギラガ仙を見上げる。 孤高のブナの木。
岡山県側は、ほとんど伐採されて植林地帯になっていますが、鳥取県側はブナ林が残っています。

ギラガ仙山頂 ギラガ仙山頂からの展望
ギラガ仙山頂からの展望 〜 スキー板の上部に大山が、肉眼では見えました。

後ろ姿 ブナ林
さぁ、三国山に向けて直滑降・・・左の写真にマウスポインタをそっと合わせて下さい。
ブナ林の向こうに北峰が見えます。

恩原三国山山頂  ヤセ尾根
恩原三国山山頂の主は大杉です。 大杉の後ろから、尾根伝いに北峰に向かいます。
雪庇には注意が必要ですが、右写真のヤセ尾根部分は、流石に右側にトラバースしました。

ブナ林 雪原
気持ちの良いブナ林を抜けると、広い雪原が続きます

北峰山頂 北峰山頂
恩原三国山北峰山頂 〜 予定は4時間、実際の3時間30分はいいペースでした。
左写真のスキー板の先が、かすかに遠望できる氷ノ山。 右写真は北方向、日本海も見えます。
地元の男性登山者現る(まさかここで人に会うとは・・・お互い、そう思いました) 旧スキー場から登ってこられたそうで、 駐車場も無料ということ・・・次回はそうしましょう。

北峰山頂から  
 北峰山頂から
 大山方向を展望
 
 ポカポカ陽気なので
 霞んでいますね。

 ここが大山と氷ノ山の
 ほぼ中間点になります。

ブナ林  トラバース
北峰山頂からスキーシールを外して、私には手頃な緩斜面を滑りますが、雪が緩んでいて板が回しにくい・・・
三国山山頂をパスするように、左側斜面をトラバースしました。

雪崩 雪庇
ところが小雪崩の跡があり、上部を見上げると雪庇の下にクレバスが・・・
大きなブナの木の下でシールを付け直し、危険地帯を急いで通り過ぎました。

谷  シュプール
パウダーなら気持ちの良さそうな谷もありましたが、滑り降りたら登り返すのに苦労します。
右は、ギラガ仙山頂からシールを付けたまま滑ったシュプール。

シュプール シュプール
シールを付けた状態で、恩原牧場をボーゲンで華麗に(?)滑る。

牧場 シラカバ林
静かな恩原牧場 〜 屋根が太陽に反射して、金色に輝いていました。
右は、帰り道、恩原湖畔の白樺林。


>>登山口  >>Top

 
inserted by FC2 system