ユキワリイチゲ(キンポウゲ科)  

 津山市郊外にて
ユキワリイチゲ ユキワリイチゲ
薄紫色の可憐な山野草です。 花の色から、別名「ルリイチゲ」とも呼ばれています。
ここの群生地は、まだ2〜3分咲きでした(2月29日現在)
満開の写真は、3月17日分の下の方をご覧下さい。

ユキワリイチゲ  
 数年前から、
 三月になるのを楽しみにし
 大事に見守ってきました。

 津山市近郊では、
 ここにしか自生していない
 貴重な山野草です。
 
 まだ蕾ですが、
 アズマイチゲも一緒に
 群生しています。
 写真をクリックすると
 昨年のアズマイチゲです。

ユキワリイチゲ ユキワリイチゲ
正面から見ると・・・
書物によれば、花弁のように見えるのは顎片とのことで、花弁は無いことになります。

後日、山陽新聞に投稿しました。


 

 

  セツブンソウ(キンポウゲ科)  

 勝田町にて
セツブンソウ セツブンソウ
まだ、3分咲きといったところです。 県北では、ここが一番開花が遅いようです。
ユキワリイチゲと同じく、花弁に見えるのは顎片です。花弁自体は退化して黄色の蜜槽となり、多数のおしべと共にめしべの周りに並んでいます。

セツブンソウ 後ろ姿
右の写真にマウスポインタをそっと合わせて下さい。後ろ姿もいいですよ。

セツブンソウ セツブンソウ
畑仕事をされていたおばあさんと話しをしました。

「昔は、あちこちにい〜っぱい咲いとったんじゃけどなぁ〜」
「そんな珍しい花とは知らんかったから、昔はあぜを作る時、ほかの草と一緒に掘り返したもんじゃ」
「ここらは、農薬を使わんかったから残っとるんじゃろうのぉ・・・」


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