2004.7.21(Wed)  

先週と同じくユートピアまで登ってきましたが、
悪天候の為、展望は皆無でした。

登山口気温22度、ユートピア小屋気温19度、ガスと時々小雨、微風。

大神山神社 トチバニンジン
大神山神社の後向き門 トチバニンジン(ウコギ科)の実
なぜ「後向き門」とか「逆さ門」と呼ばれるかは、自分で確かめましょう。

ウバユリ ヌスビトハギ
ウバユリ(ユリ科) ヌスビトハギ(マメ科)
花が咲く時期に葉(歯)が枯れて無い為(実際は残っているか少し枯れている)、姥(うば)にたとえられた可哀想なウバユリ。確かに、余り見栄えの良い花とは言えない・・・
ヌスビトハギは、実の形が盗人の「忍び足の足跡」に似ているというのですが、先人の想像力には脱帽です。
こちらは、名前と違ってアップで見ると可憐な花です。

分岐 ダイコンソウ
大神山神社裏の、下宝珠越への分岐 ダイコンソウ(バラ科)

ヤマジノホトトギス ヤマジノホトトギス
ヤマジノホトトギス(ユリ科) ヤマジノホトトギス(ユリ科)
私の好きな山野草の一つです。 秋まで、あちらこちらで見ることができます。

崩壊箇所 ソバナ
宝珠尾根の崩壊箇所 ソバナ(キキョウ科)
ソバナの写真にマウスポインタをそっと合わせると、下からのアップです。
花と同じくオシベが5個、チャンと有りますね。

アカバナ    エゾノヨロイグサ
アカバナ(アカバナ科)    エゾノヨロイグサ(セリ科)
エゾノヨロイグサの写真にマウスポインタをそっと合わせると。。。 

看板 ホソバノヤマハハコ
新しく設置された看板 ホソバノヤマハハコ(キク科)
ユートピア付近に設置された看板は20枚以上。設置者は、環境省・鳥取県・鳥取森林管理署・大山ガイドクラブです。
ここまでしなければ「お花畑」が守れない現状が悲しいですね。

コオニユリ コオニユリ
コオニユリ(ユリ科) コオニユリ(ユリ科)三姉妹
一株から三姉妹が、珍しく同時に仲良く(?)美を競っていました。

シモツケソウの群生 シモツケソウ
シモツケソウの群生 シモツケソウ(バラ科)

クルマバナ    ナンゴククガイソウ
クルマバナ(シソ科)    ナンゴククガイソウ(ゴマノハグサ科)
ナンゴククガイソウの写真にマウスポインタをそっと合わせると、アップです。 

ダイセンオトギリ ヤマオダマキ
ダイセンオトギリ(オトギリソウ科) ヤマオダマキ(キンポウゲ科)
ダイセンオトギリの写真にマウスポインタをそっと合わせると、アップです。
小砂滑り上部に、小ぶりのヤマオダマキが数株残っていました。

砂滑り手前 砂滑り下部
砂滑り手前 砂滑り下部
砂滑り手前は、年々崩壊しています。自信のある方は左側(ロープの有る方)、自信の無い方は右側を下りましょう。どちらも慎重に・・・
砂滑り下部は、少し荒れてきましたが、全体のコンディションは良い方です。

 


−−− 鏡ヶ成湿原にて −−−

チダケサシ トモエソウ
チダケサシ(ユキノシタ科) トモエソウ(オトギリソウ科)
乳茸(チダケ)という食用キノコを、この茎に刺して持ち帰ったので「乳茸刺」の命名になったそうです。
トモエソウは、雨に濡れてくたびれた様になっています。まだ、満開の完璧「トモエソウ」に出会った事がありません。

キンミズヒキ    ヌマトラノオ
キンミズヒキ(バラ科)    ヌマトラノオ(サクラソウ科)
黄色い花のトラノオの仲間かと思いましたが、キンミズヒキが雨に濡れてしなだれたようです。
ヌマトラノオの写真にマウスポインタをそっと合わせると、アップです。 


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