2005.10.10 (Mon)

富士山、立山とともに日本三名山の一つに数えられる白山(はくさん)
今回は、岐阜県平瀬道登山口から、大倉尾根経由にて登って来ました。
白山山頂部は、御前峰(ごぜんがみね・2,702m)、大汝峰(おおなんじみね・2,684m)、剣ヶ峰(けんがみね・2,677m)で構成されています。

前日、関西で同窓会があったので、その後、岐阜県まで足を延ばし
大白川ダムサイトにて仮眠後、まだ薄暗い朝5:30出発。

登山口気温11度。曇り後晴れ、稜線では寒い強風。

登山口 夜明け
平瀬道登山口 ~ ライトは不要の明るさです。 山の夜明け
登山口の写真をクリックすると、地図です。
赤線が歩いたルート。

ゴマナ 三方崩山
ゴマナ(キク科) 右前方に三方崩山(さんぽうくずれやま・2059m)

ミヤマアキノキリンソウ 白山
ミヤマアキノキリンソウ(キク科) 念願の白山(御前峰と剣ヶ峰)が見えて来た。

ホソバノヤマハハコ 大倉山避難小屋
ホソバノヤマハハコ(キク科) 大倉山(2039m)直下の避難小屋
大倉山避難小屋の写真にマウスポインタをそっと合わせると・・・ 宿泊者が、計6名。

三方崩山 ミヤマキンポウゲ
紅葉三方崩山 まだ咲いていたミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)

カンクラ雪渓 シラタマノキ
さすがに、残雪は消えていたカンクラ雪渓


シラタマノキ(別名:シロモノ ・ ツツジ科)の実
つぶすとサロメチールの匂いがします。
体に塗ると筋肉痛に効果があるかも!?

別山 室堂
ナナカマド別山 やっと、室堂が見えて来た。

白山奥宮 青石
白山奥宮遙拝所の鳥居をくぐって、いざ登頂 天上界と地上の境界 青石

別山と室堂  
 御前峰から
  
  雄大な展望



 
 

 右下の赤い屋根群が
 室堂センター

 

 
 ここまで、登山口から
 3時間40分

奥宮 御前峰
御前峰に立つ白山奥宮 御前峰(ごぜんがみね)山頂(2702m)

御前峰からの展望  
 御前峰からの展望
  
 



 この景色に
 憧れていました・・・

 

 前方の大汝峰まで 
 ゆっくりと歩きます。
 

翠ヶ池 分岐
翠ヶ池(みどりがいけ)

正面が大汝峰、右が中宮道
左が岩間道・釈迦新道への分岐

東面 大汝神社
白山東面の紅葉 大汝峰(おおなんじみね・2684m)
大汝峰の写真にマウスポインタをそっと合わせると、山頂の大汝神社です。
このまま東面の紅葉を眺めながら、中宮道(北縦走路)を歩きたい気分でした。

大汝峰から
大汝峰から、北アルプスの展望    いつかは、あの頂に・・・

大汝峰から
大汝峰からの展望 ~ 翠ヶ池は、白山火山の代表的な火口湖です。

古文書「白山之記」によると、1042年の噴火について、「ある夜、山頂の方に二人の童子が現れ、土石を投げて室を埋めた。
その時、土石を掘った跡が2ヶ所あり、その一つが翠ヶ池である」と記されています。

千蛇ヶ池
御嶽山(おんたけさん)遠望 万年雪が残る千蛇ヶ池
左の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、

千蛇ヶ池(せんじゃがいけ)・・・ 悪さをする千匹の大蛇を万年雪で閉じ込め、
万一雪が融け蛇が出てくる恐れがある時は、御宝庫(おたからこ)が崩れ落ちて池をふさぐそうです。
池の半分が融けていたので、御宝庫の半分が崩れ落ちるのではないかと心配しました(笑)

ナナカマド
ナナカマドと御前峰 ナナカマドと室堂・別山

紅葉  
 下山時

  
 ナナカマドの赤

 ダケカンバの黄に
 
 映える御前峰
 
 

大倉山 大白川ダム
大倉山の紅葉 登山口の大白川ダム(白水湖)が見えて来た。

リンドウ 白水滝
リンドウ(リンドウ科)

登山口から車で1分、歩いて4分
白水の滝(落差72m)


おまけ情報 : 白川村の国道156号線を離れると、携帯(メール)が全く通じません。
唯一通じたのは、カンクラ雪渓上部の標高2300m付近だけでした。

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