2005.5.8 (Sun)

7日(土)深夜、高知県光石(ひかりいし)登山口に到着、車中にて仮眠。
翌朝、6時出発、三嶺(1893m)を目差す。 高知県側では、さんれい。 徳島県側では、みうね と呼ぶそうです。
地元では みうね と呼ばれているが、登山者の増加とともに通称 さんれい が定着したという説もあります。
どちらも魅力的な響きの山名です。

《地図》クリックすると地図が表示されます。 青線が歩いたコース(約20km)。
光石~さおりが原~カヤハゲ~三嶺~西熊山~天狗塚~お亀岩~カンカケ谷~光石(午後3時20分着)

天候 快晴、微風。 三嶺ヒュッテの気温 12度。

  
光石登山口 ユキモチソウ
光石登山口 ユキモチソウ(サトイモ科)
一度見たかったユキモチソウに、早速会えるとは幸運でした。
ユキモチソウの写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 触るとお餅のような柔らかさ。 

ウツギ 清流
ウツギ(ユキノシタ科) 緑がまぶしい西熊渓谷

オオツクバネウツギ 出合休憩舎
オオツクバネウツギ(スイカズラ科) 堂床(どうとこ)谷出合い休憩舎

ホウチャクソウ 分岐
ホウチャクソウ(ユリ科) さおりが原への分岐

さおりが原 さおりが原
さおりが原には、テントが一張り・・・ さおりが原 若葉が元気なバイケイソウの群生

ブナ 分岐
ブナの巨木 カヤハゲへの分岐

ミヤマハコベ 三嶺
ミヤマハコベ(ナデシコ科) 稜線に出ると三嶺が見えてきました。
左端のフスベヨリ谷への崩壊跡が痛々しい。

綱附森  

 稜線から

 白骨林と綱附森
 (つなつけもり・1643m)
 
 
 

カヤハゲから カヤハゲから
カヤハゲ(東熊山)からの展望 カヤハゲから眺める三嶺には、風格が漂います。

ワチガイソウ 大岩
ワチガイソウ(ナデシコ科) 三嶺山頂直下の大岩を見上げる。

三嶺山頂
三嶺山頂(1893m)から、これから向かう天狗塚方向を展望する。

   
 
 三嶺山頂から
 

 剣山方向を
 
 展望する。
 
 
三嶺山頂から

 

  
三嶺山頂から
三嶺山頂から、歩いて来たカヤハゲ方向を展望 三嶺ヒュッテと三嶺山頂
右の写真にマウスポインタをそっと合わせると、綺麗なヒュッテの内部 (気温12度)   

縦走路 大岩
ミヤマクマザザに覆われた縦走路 歩いて来た縦走路を振り返る。

お亀岩 天狗塚
お亀岩  左下に避難小屋が有ります。 天狗峠からの展望

天狗塚
天狗塚(1812m)山頂からの展望

  
天狗塚 牛ノ背からの逆さ天狗
これから、山では猛虎ラーメン!! 水が少ないので「逆さ天狗」と言うより「逆さ天・」
しかし、この時期に、しかも天狗塚2回目の登山で、この景色が見れたのは幸運でした。 

  
マルバコンロンソウ お亀岩避難小屋
マルバコンロンソウ(アブラナ科) お亀岩避難小屋まで帰って来ました。
右の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 こんなストーブが設置してあります。   

シロバナネコノメソウ ヤマネコノメソウ
シロバナネコノメソウ(ユキノシタ科) ヤマネコノメソウ(ユキノシタ科)

ミツバツツジ シコクハタザオ
ミツバツツジの咲く風景 シコクハタザオ(アブラナ科)

カンカケ谷 ヤマハタザオ
清らかなカンカケ谷 葉が生き生きとしています。 ヤマハタザオ(アブラナ科)

  
ヤマシャクヤク ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤクの群生 山の女王 ヤマシャクヤク(ボタン科)
気が付くと、あたり一面にヤマシャクヤクが咲いていました。
咲いているのが当たり前」という顔をしている大群生の姿に圧倒されましたが、
これが本来の自然の姿なのでしょう。
右の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 

八丁ヒュッテ キランソウ
八丁ヒュッテ キランソウ(シソ科)
別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)

シロバナエンレイソウ ムラサキケマン
シロバナエンレイソウ(ユリ科) ムラサキケマン(ケシ科)

ナツトウダイ 吊り橋
ナツトウダイ(トウダイグサ科) 本谷の吊り橋に帰って来ました。

三嶺は百花繚乱、奥深い自然の叡智を満喫した山行でした。
特に、高知県側からは道も狭くアプローチも長い為、入山者が少ないようです。
豊かな自然を残すには、少し不便な方がいいのでは・・・ と思ったりもします。
 

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