念願だった北アルプスの南岳~中岳~大喰岳~槍ヶ岳を縦走して来ました。

  2011.8.10 (Wed)

一日目は、新穂高温泉から右俣谷を歩き、槍平小屋から南岳新道を登って南岳小屋まで。

晴れのち曇り、山頂ではガスと強風。

[ ルート図 ]
GPSログ

 

駐車場 バスターミナル
平日なのに無料駐車場は、ほぼ満車状態。 早朝の新穂高温泉バスターミナル

新穂高ロープウェイ 穂高平小屋
新穂高ロープウェイ 林道を歩いて行くと・・・穂高平小屋

林道 案内図
林道をひたすら歩く。 奥穂高への分岐
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 登山道案内図です。 

白出沢 白出沢から
林道終点の白出沢 白出沢から穂高の稜線を見上げる。

本格的な登山道 滝谷避難小屋
自然があふれる登山道 滝谷避難小屋

滝谷から 藤木レリーフ
滝谷から北穂ドームを見上げる。
沢奥に雄滝が見える。
藤木レリーフ

タマガワホトトギス センジュガンピ
タマガワホトトギス(玉川杜鵑草・ユリ科) センジュガンピ(千手岩菲・ナデシコ科)

ゴゼンタチバナ ミソガワソウ
ゴゼンタチバナ(御前橘・ミズキ科) ミソガワソウ(味噌川草・シソ科)

槍平小屋 南沢
槍平小屋に到着。 南沢を横切る。

奥丸山(2440m) ニッコウキスゲ
振り返ると奥丸山  真下の沢に槍平小屋がある。 ニッコウキスゲ(ユリ科)

ウメバチソウ アオノツガザクラ
ウメバチソウ(梅鉢草・ユキノシタ科) アオノツガザクラ(青の栂桜・ツツジ科)

大キレット ハシゴ
右手に大キレット 北穂高はガスの中。 ハシゴが設置してある箇所もある。

丸木橋から見下ろす ヨツバシオガマ
上部の丸木橋を渡ると、山頂は近い。 ヨツバシオガマ(四葉塩釜・ゴマノハグサ科)
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 下方に見える残雪で水分補給をして助かりました。

ウサギギク ミヤマリンドウ
ウサギギク(兎菊・キク科) ミヤマリンドウ(深山竜胆・リンドウ科)

南岳小屋 テント場~手前の黄色がマイテント
南岳小屋 小屋前のテント場(テントは12張ほど)

ガスの為、展望は皆無で、テントで午後3時から沈滞となる。 ガス・強風、時々雨で眠れぬ夜は長かった。


 

  2011.8.11 (Thu)

今日のルートは、南岳~中岳~大喰岳~槍ヶ岳まで縦走し、飛騨乗越から飛騨沢を経由して新穂高温泉へ下山。

ガス時々雨、稜線では強風。 

[ ルート図 ]
GPSログ
槍平小屋から新穂高温泉まで、長かった・・・

 

南岳山頂 縦走路
南岳山頂(3032.7m) 縦走路

天狗原への分岐 天狗原
天狗原への分岐 天狗原の残雪 (まだ池になっていないようです)

常念岳方向 イワギキョウ
常念岳方位の展望が一瞬開けた。 イワギキョウ(岩桔梗・キキョウ科)

槍沢 中岳
右側には槍沢 中岳(3084m)
中岳の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 

岩場 梯子
岩場を下る。 梯子が設置してある。

大喰岳 飛騨乗越
大喰岳(おおばみだけ・3101m)
縦走路から少し外れており、濃いガスの為、迷子になりかけた。
飛騨乗越(3020m・日本一高い峠)

標識 槍ヶ岳山荘
標識 (帰りの新穂高温泉まで14kmか!!) 槍ヶ岳山荘

槍ヶ岳? 梯子
槍ヶ岳のピークだろうか?? 山頂直下の梯子(左が上り・右が下り専用)

最後の梯子 槍ヶ岳登頂
最後の梯子を登れば山頂!

槍ヶ岳山頂(3180m) 三角点の標石は
固定されておらず、「成果使用不能」扱いとなっている。
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 

飛騨沢 雷鳥
オンタデ(御蓼)が咲き誇る飛騨沢を下る。 雷鳥の親子に出合う。

雷鳥
 
 
 
 ライチョウ(雷鳥) 

  
 
 
 
 
 
見晴らしの良い所で
子供達を見守っている。 
 

人間を全く、
警戒していないようだ。

雷鳥の子供 飛騨沢
雷鳥の子供 4~5羽いるようだ。  飛騨沢のお花畑を見下ろす。

ミヤマトリカブト ミヤマダイコンソウ
ミヤマトリカブト(深山鳥兜・キンポウゲ科) ミヤマダイコンソウ(深山大根草・バラ科)

ハクサンイチゲ チングルマ
ハクサンイチゲ(白山一華・キンポウゲ科) チングルマ(バラ科)は、綿毛になっていた。

クルマユリとハクサンフウロ コケモモ
クルマユリハクサンフウロ コケモモ(苔桃・ツツジ科)

イワオトギリ エゾシオガマ
イワオトギリ(岩弟切・オトギリソウ科) エゾシオガマ(蝦夷塩竃・ゴマノハグサ科)

槍平キャンプ場 槍平小屋
槍平キャンプ場 やっと、槍平小屋に到着。

滝谷 恒例の?入水
滝谷 ルートは左上だが、避難小屋に向かって渡渉する。 雪解け水が冷たい蒲田川右俣谷
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 

天候に恵まれない山行であったが、槍ヶ岳に登ることもできたし、、、次回の北アルプスに期待しよう。


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