2012.7.26 (Thu)

遠征2日目は、北アルプスの鹿島槍ヶ岳爺ヶ岳を縦走して来ました。
鹿島槍ヶ岳は、後立山連峰にそびえる双耳峰で日本百名山に選ばれる後立山の盟主です。

晴れ時々ガス、稜線では心地よい風。 

[ ルート図 ]
GPSログ

 

扇沢 爺ヶ岳スキー場
扇沢の爺ヶ岳登山口(標高約1340m)を出発(午前4:45)
大町アルペンラインを一旦標高816mまで下る。
爺ヶ岳スキー場前を通過。

大谷原 大谷原登山口
大谷原に到着。 ここでトイレを借りる。

大谷原登山口(標高約1080m)(午前5:55)
黄色いポストは登山届け入れ。
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 登山口のつめたはしから鹿島槍ヶ岳が見える。

林道入口 トンネル
林道入口 林道終点、北俣本谷の堰堤に出合う。
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、堰堤下のトンネル(約20m)に入っていく。

西俣出合 第一ベンチ
西俣出合 第一ベンチ

ゴゼンタチバナ 鹿島槍ヶ岳
ゴゼンタチバナ(御前橘・ミズキ科) 右手に鹿島槍ヶ岳が見えてきて、元気が出る。

アカモノ 高千穂平から眺める鹿島槍ヶ岳
イワハゼ(アカモノ)(赤物・ツツジ科) 高千穂平(標高:2049m)に到着。
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 

鹿島槍ヶ岳連山 コイワカガミ
この角度から眺めると、楽な縦走路に見えるが・・・ まだ咲いていたコイワカガミ(小岩鏡)

ヨツバシオガマ ハクサンチドリ ミヤマアキノキリンソウ
ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科) ハクサンチドリ(白山千鳥・ラン科) ミヤマアキノキリンソウ(キク科)

ミヤマダイモンジソウ 赤っぽい岩が多いから赤岩尾根かな
ミヤマダイモンジソウ(ユキノシタ科) やや危険箇所もある赤岩尾根
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 可憐なピンク色の花もあった。

コケモモ ミヤマダイコンソウ
コケモモ(苔桃・ツツジ科) ミヤマダイコンソウ(深山大根草・バラ科)

迫力の剱岳 冷池山荘
突然、展望が開けた冷乗越(つべたのっこし)(午前9:50着) すごい所に建っているように見える冷池山荘
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 剱岳のズーム。

冷池山荘 冷池山荘と爺ヶ岳
冷池(つめたいけ)山荘に午前10時到着(標高2410m) 冷池山荘爺ヶ岳を眺める。

テント場から アオノツガザクラ
テント場からの展望 アオノツガザクラ(ツツジ科)

チングルマ 布引山
チングルマ(稚児車・バラ科) 布引山を眺める。

シナノキンバイ と ミヤマキンポウゲ キヌガサソウ
シナノキンバイ 右下はミヤマキンポウゲ キヌガサソウ(衣笠草・ユリ科)

ハクサンイチゲ 布引山
ハクサンイチゲ(白山一華・キンポウゲ科) 布引山(2683m)から鹿島槍ヶ岳を眺める。

イワツメグサ イワオウギ
イワツメグサ(岩爪草・ナデシコ科) イワオウギ(岩黄蓍・マメ科)

槍ヶ岳 鹿島槍ヶ岳への登り
槍ヶ岳が顔を見せた。 鹿島槍ヶ岳への登りは、結構疲れる。

チシマギキョウ 鹿島槍ヶ岳山頂にて
チシマギキョウ(千島桔梗・キキョウ科) 鹿島槍ヶ岳山頂(2889.1m)に到着。午前11:55
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、

立山方向
鹿島槍ヶ岳山頂からの展望 】

五龍岳方向
鹿島槍ヶ岳山頂からの展望 】

北峰へ ミヤマクワガタ
吊り尾根を歩いて、北峰へ向かう。 ミヤマクワガタ(深山鍬形・ゴマノハグサ科)

分岐 北峰にて
五龍岳への分岐。
八峰キレットを歩いて五龍岳方面に行きたいものだ。
鹿島槍ヶ岳北峰(2842m)にて

南峰 八峰キレット小屋
鹿島槍ヶ岳(南峰)を振り返る。 八峰キレット小屋が見える。 白馬岳はガスの中。
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 すごい所に建っている!

 

さあ、爺ヶ岳に向かって縦走開始だ!

 

タカネツメクサ シコタンソウ
タカネツメクサ(高嶺爪草・ナデシコ科) シコタンソウ(色丹草・ユキノシタ科)

布引山から タカネバラ
往路では見えなかった布引山からの展望
双耳峰らしい景色。 吊り尾根の感じは・・・?
タカネバラ(高嶺薔薇・バラ科)

ウサギギク エゾシオガマ
ウサギギク(兎菊・キク科) 手前はエゾシオガマ エゾシオガマ(蝦夷塩釜・ゴマノハグサ科)

鹿島槍ヶ岳 ハクサンシャクナゲ
吊り尾根の雰囲気が出てきた。 ハクサンシャクナゲ(白山石楠花・ツツジ科)

爺ヶ岳 コマクサ
爺ヶ岳中峰(2669.8m)から南峰を眺める。 高山植物の女王コマクサ(駒草・ケシ科)

爺ヶ岳南峰 ツマトリソウ
爺ヶ岳南峰からの展望。 ツマトリソウ(端取草・サクラソウ科)

種池山荘 雪渓
種池山荘(標高2450m) 午後4:20到着
標高差約1100mの柏原新道を下る。
雪渓を横切る。疲れた体に涼しさがしみ込むようだ。
水が少なかったので、雪をペットボトルに詰め込んだ。

オオバキスミレ エゾノヨツバムグラ
オオバキスミレ(大葉黄菫・スミレ科) エゾノヨツバムグラ(蝦夷の四葉葎・アカネ科)

扇駅 扇沢登山口
立山アルペンルートの玄関 扇沢駅を俯瞰。 扇沢(柏原新道)登山口に下山(午後6:15)

13時間を超える山行は流石に疲れた。予想より山が大きかったということだ。
帰り道、岡山までの高速道路の運転は、睡魔との闘いだった。(往復走行距離:1,261km)


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