2013.8.14 (Wed)

新穂高温泉から、急坂で有名な笠新道経由で笠ヶ岳(2897.5m)に登って来ました。
下山は、抜戸岳大ノマ岳弓折岳まで縦走し、鏡平経由(小池新道)で周回。
欲張った縦走計画は、予想以上に過酷な一日となりました。

晴れ、微風。 笠ヶ岳山荘気温21度。

GPSログ
 [ ルート図 ]




 


 





 


 
 


 

 

新穂高温泉に深夜1時過ぎに着いたが、
 
無料駐車場は、前夜9:30には満車で
 
進入禁止になっていた。


鍋平園地に駐車するはめに・・・
その為、余計に1時間以上掛かった。

  

鍋平無料駐車場 新穂高温泉ターミナル
鍋平園地無料駐車場を午前5時出発
(帰って来たのは午後7:30 ヘッドランプが必要な長旅)
新穂高温泉ターミナルは建て替え工事中
仮設トイレが設置してあった。

左俣林道入口 笠新道登山口
左俣林道入口 (午前5:30) 笠新道登山口 (このルートを登る人は少ない)

笠新道 登山道
確かに急坂だが、ジグザグに登るので楽である。 良く整備された登山道

焼岳と乗鞍岳 ハクサンフウロ
振り返ると、先月登った焼岳乗鞍岳 ハクサンフウロ(白山風露・フウロソウ科)

笠新道から
【 逆光ながら、槍ヶ岳から穂高連峰が見えて来た 】

ニッコウキスゲ イワショブ
ニッコウキスゲ(日光黄菅・ユリ科) イワショブ(岩菖蒲・ユリ科)

杓子平から
杓子平に出ると、笠ヶ岳が圧倒的な存在感で正面に現れた 】

笠ヶ岳のズーム コバイケイソウ
笠ヶ岳のズーム (笠ヶ岳山荘が確認できる) コバイケイソウ(小梅蕙草・ユリ科)の群生

ウサギギク クルマユリ
ウサギギク(兎菊・キク科) クルマユリ(車百合・ユリ科)

チングルマ ハクサンイチゲ
チングルマ(珍車、稚児車・バラ科) ハクサンイチゲ(白山一華・キンポウゲ科)

シナノキンバイ 杓子平
シナノキンバイ(信濃金梅・キンポウゲ科) カール状の杓子平は山野草の楽園です。

ミヤマキンポウゲ 下山中の登山者が見える
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花・キンポウゲ科 ) 雪渓を見上げながら登る。

笠新道分岐からの笠ヶ岳 後方の展望
稜線出合いから眺める雄大な笠ヶ岳 (午前10:10) 後方の展望。 右端には剣岳立山が確認できた。

タテヤマリンドウ 抜戸岩
タテヤマリンドウ(立山竜胆・リンドウ科) 抜戸岩(ぬけどいわ)は、笠ヶ岳の門番かな。

テン場 笠ヶ岳山荘
テン場から眺める笠ヶ岳 笠ヶ岳山荘から山頂を見上げる。

祠 笠ヶ岳山頂にて
山頂の石に囲まれた 笠ヶ岳山頂(二等三角点・2897.5m) 午前11:25着
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 

笠ヶ岳山頂から
笠ヶ岳山頂からの大展望 】

槍ヶ岳 サヨナラ
小槍も見える素晴らしい槍ヶ岳のズーム

笠ヶ岳山荘で水を補給し、さぁ、縦走開始
テン場にはサヨナラの文字

チングルマ サヨナラ 笠ヶ岳
チングルマ(珍車、稚児車・バラ科)の群生 サヨナラ 笠ヶ岳

抜戸岳山頂 大ノマ岳
抜戸岳(ぬけどだけ)山頂(三等三角点・2812.8m) 縦走路から、これから登る大ノマ岳を眺める。

右折地点 雪渓
大ノマ岳に向けて、右へ急降下。 本日、初めて雪渓の上を歩ける。

秩父岩 シナノキンバイ
秩父岩の絶景 シナノキンバイ(信濃金梅・キンポウゲ科)

アオノツガザクラ ミネズオウ
アオノツガザクラ(青の栂桜・ツツジ科) ミネズオウ(峰蘇芳・ツツジ科)

大ノマ岳への縦走路から
大ノマ岳へ登る稜線から、秩父岩を振り返る。 から降りて来た 】

雷鳥 モミジカラマツ
大ノマ岳山頂には、雷鳥の親子が4羽 モミジカラマツ(紅葉唐松・キンポウゲ科)
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 

ミヤマキンバイ 弓折岳
ミヤマキンバイ(深山金梅・バラ科) 最後の上りになるはずの弓折岳(ゆみおれだけ)

ミツバオウレン キヌガサソウ
ミツバオウレン(三葉黄蓮・キンポウゲ科) キヌガサソウ(衣笠草・ユリ科)

大ノマ乗越 ミヤマトリカブト
大ノマ乗越 ミヤマトリカブト(深山鳥兜・キンポウゲ科)

弓折岳三角点 弓折乗越
弓折岳(ゆみおれだけ)山頂 弓折乗越(弓折岳分岐) 午後3:45
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、弓折岳三等三角点(2,588.4m)から、歩いて来た方向を眺める。

ミヤマコゴメグサ 鏡平
ミヤマコゴメグサ(深山小米草・ゴマノハグサ科) 箱庭の様な鏡平を見降ろす。

鏡平山荘 鏡池
ひょうたん池鏡平山荘(標高 約2280m) 鏡池  好天なら槍ヶ岳が映るのだろうが・・・
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、

コウメバチソウ シシウドヶ原
コウメバチソウ(小梅鉢草・ユキノシタ科) シシウドヶ原(標高 2090m)

チボ岩 秩父沢
チボ岩  多くの涸沢を横切る。 秩父沢

オオレイジンソウ この枯木は、来年も立っているだろうか?
オオレイジンソウ(キンポウゲ科) やっと左俣谷に出た。 前方に林道の橋が見える。
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、

小池新道入口 ワサビ平小屋
小池新道入口 (午後5:45) にぎわうワサビ平小屋

左俣林道入口 新穂高温泉ターミナル
左俣林道入口に、何とか明るい内に帰って来た。
午後6:45
ターミナルから鍋平園地まで上り返さなくては・・・
これが一番堪えた!

初めて両足裏にマメが出来るほどよく歩いた一日だった。 あなどるなかれ! 笠ヶ岳周回コース!


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