2014.9.3 (Wed)

今回の南アルプス遠征は白峰三山(しらねさんざん)(北岳~間ノ岳~農鳥岳)縦走。

前夜は奈良田第二駐車場にて車中泊。
この時期のバスの始発は8:05、遅いので行動時間に制約はあるが仕方が無い。

一日目は、 奈良田第二駐車場(丸山林道入口BS)~広河原~北岳肩ノ小屋北岳(3192.5m)~北岳山荘テン泊

天候 雲リ、稜線はガス、やや強風。  第二駐車場気温 18度。

[ ルート図 1日目]
GPSログ

 

駐車地 バス
奈良田第二駐車場出発(午前8:05)

バスは隣のバスのりばまで入って来なかったので、
運転手さんがバス停を移動させた(笑)

バス 広河原インフォメーションセンター
車掌さんのいるバスに何十年振りに乗っただろうか。
運賃1,030円+協力金100円を車掌さんに直接払う。
約20km先の広河原インフォメーションセンターで下車

広河原橋 広河原山荘
広河原橋を渡る。 広河原山荘横から登山道に入る。

シロバナクサボタン 白根御池小屋への分岐
シロバナクサボタン(白花草牡丹・キンポウゲ科) 白根御池小屋への分岐を右に見る。

キツリフネ センジュガンピ
キツリフネ(黄釣船・ツリフネソウ科) センジュガンピ(千手岩菲・ナデシコ科)

荒れている大樺沢 大樺沢
荒れている大樺沢(おおかんばざわ) 大樺沢の展望が開けるが、上部はガス・・・

キタダケトリカブト サラシナショウマ
キタダケトリカブト(キンポウゲ科) サラシナショウマ(キンポウゲ科)

鉄パイプの橋 ハクサンフウロ
鉄パイプのを渡る。 ハクサンフウロ(白山風露・フウロソウ科)

ミソガワソウ ホタルブクロ
ミソガワソウ(味噌川草・シソ科) ホタルブクロ(蛍袋・キキョウ科)

トモエシオガマ イブキトラノオ
トモエシオガマ(巴塩竃・ゴマノハグサ科) イブキトラノオ(伊吹虎の尾・タデ科)
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、 シロバナトモエシオガマも咲いていた。

大樺沢二俣 白根御池小屋への分岐
バイオトイレのある大樺沢二俣
右上方に北岳バットレスが望めるはずだったが・・・
白根御池小屋への分岐

の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、肩ノ小屋まで3時間の表示。

グンナイフウ ミヤマハナシノブ
グンナイフウロ(郡内風露・フウロソウ科 ) ミヤマハナシノブ(深山花忍・ハナシノブ科)

ミヤマコゴメグサ ウメバチソウ
ミヤマコゴメグサ(深山小米草・コゴメグサ科 ) ウメバチソウ(梅鉢草・ユキノシタ科)

タカネナデシコ 小太郎尾根分岐
タカネナデシコ(高嶺撫子・ナデシコ科) 小太郎尾根分岐に到着。 これから尾根歩きになる。
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、

ウサギギク 岩場
ウサギギク(兎菊・キク科)(別名:キングルマ ) 岩場も少しある。

シロバナタカネビランジ 肩ノ小屋
シロバナタカネビランジ(白花高嶺ビランジ・ナデシコ科) 肩ノ小屋に到着するが、北岳はガスの中。

ヒメヨツバシオガマ 北岳山頂にて
ヒメヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科) 北岳山頂(三等三角点・3192.5m) 14:10到着
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、Vサインではなく、日本で2番目に高い山の意味(笑)

ヤハズヒゴタイ 急坂
山頂に咲いていたヤハズヒゴタイ(矢筈平江帯・キク科) 急坂を降りる。

ヨツバシオガマとタカネヤハズハハコ 分岐
ヨツバシオガマタカネヤハズハハコ 八本歯のコルへの分岐

タカネヒゴタイ トウヤクリンドウ
タカネヒゴタイ(別名:シラネヒゴタイ・キク科) トウヤクリンドウ(当薬竜胆・リンドウ科)

北岳山荘 テン場
北岳山荘に到着 トイレ近くの1等地(?)にテントを張る。
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、

ネットでは、テン場は600円のはずだったが、800円に値上がりしていた。その代わり、1L100円の水が無料になっていた。
分かっていれば、水を多く持って登らなくて良かったのに・・・結局、500mlしか貰わなかった。

ガスで展望も無いので、夕食後はテントの中で横になるしかなかった。 夜中は、やや強風と時々小雨だった。

 

 

  2014.9.4 (Thu)

二日目は、北岳山荘~中白根山(3055m)~間ノ岳(3189.5m)~農鳥小屋~西農鳥岳(3051m)~農鳥岳(3025.9m)~大門沢小屋~奈良田第二駐車場

天候 雲リ&ガス、稜線ではやや強風。

[ ルート図 2日目 ]
ルート図 2日目

 

御来光
テン場からの御来光 】

朝日 北岳山荘出発
朝日が見えたので、好天を期待したが・・・ 北岳山荘出発は、5:35

北岳山荘 キンロバイ
北岳山荘を振り返る。 キンロバイ(金露梅・バラ科)

中白根山へ 灯ろう岩
中白根山への登山道 灯ろう岩のような横を登る。

中白根山山頂 ケルン
中白根山山頂(3055m) ケルンを通過して間ノ岳に向かう。
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、

間ノ岳山頂 分岐
間ノ岳山頂(三等三角点・3189.5m) 7:00着 三峰岳への分岐を通過
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、

農鳥小屋への下り 三国平への分岐
農鳥小屋に向けて下る。 三国平への分岐

農鳥小屋 富士山
農鳥小屋(標高2804m) 7:55到着 富士山が顔を見せてくれた。
小屋の名物おやじさんには出会わなかった。

農鳥小屋上部から
農鳥小屋上部からの展望 】

鳳凰三山
鳳凰三山のズーム 】 地蔵ヶ岳のオベリスクがよく目立つ。

富士山 西農鳥岳への上り
南アルプスからの富士山は、均整がとれていて優美だ! 西農鳥岳への登山道

西農鳥岳山頂が見えて来た 西農鳥岳山頂
西農鳥岳山頂が見えて来た。 西農鳥岳山頂(3051m) 8:45着
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、

岩場 イワギキョウ
岩場を下る。 全開のイワギキョウ(岩桔梗・キキョウ科)

ガレ場 西農鳥岳
ガレ場のトラバース道 西農鳥岳を振り返る。

農鳥岳山頂が見えて来た 農鳥岳山頂
農鳥岳山頂を見上げる。 農鳥岳山頂(二等三角点・3025.9m) 9:30着
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、

農鳥岳山頂が縄張りの雷鳥
農鳥岳山頂から眺める富士山
写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、親子のライチョウ

下降地点 ウスユキソウ
尾根の下降地点 ウスユキソウ(薄雪草・キク科)

大門沢下降地点 富士山
大門沢への下降地点 (10:25着・鐘を鳴らし、昼食) 富士山を眺めながら、雲海の中に降りて行く。

大門沢 木橋
左手に大門沢 濡れた木橋は滑るので、石伝いに沢を渡る。

木橋 大門沢小屋
濡れているので、注意して渡った木橋 大門沢小屋 12:30着

スリリングな木橋 まともな木橋
スリリングな木橋 やや、渡り易かった木橋

快適な登山道 雰囲気の良い登山道
こんな快適な登山道が続けばいいのだが・・・ 雰囲気の良い登山道

急坂 ワイルドな木橋
急坂を沢に向かって降りる。 ワイルドな木橋を渡る。

吊り橋 河原
一番怖かった吊り橋 (縦に横にかなり揺れます) 河原の迂回路

森山橋 林道出合いの休憩小屋
安心の森山橋 林道出合い 14:20着
の写真にマウスポインタをそっと合わせると、、、休憩小屋には飲料水が用意してあった。

ゲート 第一発電所バス停
ゲートの向こうに第一発電所 県道37号出合い(昨日通った第一発電所バス停)

奈良田橋 第二駐車場
奈良田橋まで帰って来ると駐車場は直ぐそこ。 第二駐車場に無事下山(15:05着)

 

天候には恵まれなかったが、3000m峰の5座に立つことが出来た。 来年中に3000m峰全部登る事が出来るだろうか?

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