大学1年の夏、神戸市からオートバイで北海道まで行き、襟裳岬付近の漁村にて「昆布採り」のアルバイトを40日間体験した。
あれから半世紀近く経ち、今回は舞鶴からフェリーにて小樽に上陸。(約21時間・32,170円、往復割引適用で復路は1割引きの28,960円也)
登山の為に北海道まで行くとは、10年前には考えても無かったことだ。
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舞鶴港を8日23:50発の「はまなす」に乗船 |
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新潟沖付近で9日10時頃「あかしあ」とすれ違う。 |
9日20:45に小樽に上陸し、名水の郷「きょうごく」駐車場にて車中泊。
北海道遠征一日目は後方羊蹄山(1,898m)、一般には羊蹄山(蝦夷富士)と呼ばれる山に登って来ました。
京極登山口~真狩岳~羊蹄山~お鉢巡り~旧羊蹄小屋跡~2度目の羊蹄山~喜茂別コース下山口~喜茂別登山口~舗装路歩き~京極登山口
天候 晴れ、微風。 登山口気温 12度。
二日目はマリモで有名な阿寒国立公園内に位置する活火山、阿寒岳(雌阿寒岳)(1499m)に登って来ました。
オンネトーコース登山口~七合目分岐~阿寒富士(1475.8m)ピストン~雌阿寒岳~雌阿寒温泉コース登山口~オンネトー湖~オンネトーコース登山口
天候 雲リ&ガス、微風。 登山口気温 13度。
清岳荘脇の登山口からの登山道は沢沿いの渡渉が続くコースで、今日のように暑い日には最高。
ただし、下山の新道コースは登り返しが有り、コースも長く、暑くて参った。
清岳荘登山口~旧清岳荘登山口~下二股~上二股~斜里岳~上二股~熊見峠~下二股~清岳荘登山口
多くの滝を見ながら斜里岳山頂(1,547m)を目指す。
天候 晴れ、微風。 登山口気温 18度。
三日目は2005年に世界遺産に登録された知床に位置する、まさに雄大な自然の中に囲まれた秘峰 羅臼岳(1,661m)に登って来ました。
最も登山者が多くて安心な「岩尾別温泉コース」のピストンです。
ホテル「地の涯」駐車場~木下小屋~弥三吉水~極楽平~大沢~羅臼平~岩清水~羅臼岳山頂ピストン
天候 雲リのち晴れ、微風。 登山口気温 15度。
マイカーは駐車場に残し、フェリーにて礼文島(香深港)に初上陸した。
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周回フェリーチケットを買ったが割引は無し。 |
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稚内港を礼文島に向けて6:20出港する。 |
レンタバイクを借りて、礼文岳登山口まで走り礼文岳(489.8m)にピストン登山。
その後、礼文島の最北部 スコトン岬、澄海岬、桃岩など久しぶりの原付バイクドライブ。(4時間3,500円也)
フェリーからレンタバイク店に連絡したが、バイクも電動自転車も予約で一杯。(3連休の土曜日ということを忘れていた)
これは普通の自転車で礼文岳だけの登山になると思ったが、一応キャンセル待ちをお願いした。
店に行くと、キャンセルが有り、幸運にもバイクが借りられた。 後から来た人は満車で断られていた。
天候 雲リ&ガス、微風、山頂だけ強風。 登山口気温 15度。
[ ルート図 ]
[ グラフ図 ]
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礼文島(香深港)に8:15入港 |
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礼文岳の内路登山口までほぼ新車のバイクで行く。 |
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少し登るとスコトン岬への道路が見えた。 |
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ダケカンバの森を行く。 |
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内路登山口から礼文岳までは4km |
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登山道は良く整備されている。 |
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礼文岳コースの標識は中間点 |
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ダケカンバの雰囲気は良いが、ガスが濃くなってきた。 |
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オオタカネバラ(大高嶺薔薇・バラ科) |
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レブンシオガマ(礼文塩竈・ハマウツボ科) |
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ガス&強風の礼文岳山頂(一等三角点・489.8m) |
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礼文岳山頂 北海道5座目を表現したつもり。 |
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内路登山口の海が見える所まで下山した。 |
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登山口には多くの登山者。山では10人位に出会った。 |
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スコトン岬 この下に民宿があるのには驚いた。 |
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最北限の地 スコトン岬 (最北端は宗谷岬) |
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澄海岬 |
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晴れなら、もっとコバルトブルーの海なのだろう。 |
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奇岩 桃岩
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桃岩 もう少し下からなら大きな桃に見えるらしい。 中央に小さいけど「猫岩」が見える。 |
4時間丁度でバイクを返却し、昼食後、フェリーにて
利尻島に向かう。
サイクリングロードを歩いて
姫沼で「逆さ富士」を撮ってから、探勝路を歩いて
北麓野営場に行こうと思っていたが、ガスの為に断念する。
[ ルート図 ]
[ グラフ図 ]
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47年振りに利尻島(鴛泊港)に入港する。 |
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利尻山神社にて安全祈願 |
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利尻山(利尻岳)登山口の北麓野営場まで歩く。
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北麓野営場(テン泊500円也) 10分100円のシャワー有り。 |
テン泊申し込み書が登山届になる。シャワーはとても綺麗だったので2回利用した。
テントを張って直ぐに小雨になったので、隣の青いテントの東京からの若者が私の近くの木の下に移動して来て、山談議に花が咲いた。
雨は2時間程で止んだので、夕食にして、午後8時過ぎに眠りについた。
フェリーや礼文島などから望む姿が非常に美しい山、利尻山(利尻岳・1,719m・別名:利尻富士)に登って来ました。
北麓野営場(登山口)~甘露泉~長官山~利尻岳山小屋~沓形分岐~利尻山北峰~北麓野営場(テント回収)~鴛泊港~稚内港
天候 雲リ&ガス、微風。
[ ルート図 ]
[ グラフ図 ]
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一番左がマイテント 午前4時過ぎ出発 |
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甘露泉にて水を補給する。 |
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直ぐに3合目 |
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姫沼から、ここに来るはずだった分岐 |
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愛らしい名前の乙女橋 |
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もう4合目(野鳥の森) 合目標示が甘い山ですね。 |
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5合目(雷鳥の道標・610m) |
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6合目(第一見晴台・760m) |
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6.5合目(携帯トイレブース) |
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7合目(胸突き八丁・895m) |
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イワギキョウ(岩桔梗・キキョウ科) |
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第二見晴台(1120m) |
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8合目(長官山・1218.7m) |
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イブキトラノオ(伊吹虎の尾・タデ科) |
左の写真に
マウスポインタをそっと合わせると、、、昭和7年に北海道長官 佐上信一がこの地点まで登ったのを記念して名付けられた。
「利尻岳登り登れば雲わきて谷間はるけく駒鳥の鳴く 佐上信一」の歌碑が建っている。
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利尻岳山小屋(携帯トイレブース有り・1225m)
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9合目(ここからが正念場!) 携帯トイレブース有り・1410m |
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リシリオウギ(利尻黄蓍・マメ科)昨年、白馬岳で シロウマオウギとの違いを聞かれて困った記憶が… |
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山頂方向が少し見えた。
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沓形コース分岐を通過 |
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利尻岳山頂直下~山頂の登山者の声が聞こえる。 |
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ガスガスの利尻岳山頂(大山神社・1719m) |
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ローソク岩は見えないが、南峰がかすかに見えた。 |
左の写真に
マウスポインタをそっと合わせると、、、北海道の日本百名山5座目を表現した。
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ガスの中の利尻岳山頂に立つ登山者 |
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ミヤマアズマギク(深山東菊・キク科) |
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利尻岳山小屋が見える所まで降りて来た。 |
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キタノコギリソウ(北鋸草・キク科) |
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ニッコウキスゲ(日光黄萓・ユリ科) |
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北麓野営場に無事下山し、テント回収 |
鴛泊港まで歩いて行くと、港の広場で「
みなとビアガーデン」が開催されていた。
ウニ採り・ウニむき体験コーナーで美味しいウニを頂いた。 もちろん、ビールも。
1日限りの復活!と銘打って、太鼓・踊り・歌「ああ利尻島」などでフェリーを見送ってくれた。
「いってらっしゃい!」→「いってきまーす!」 「また来いよー!」→「また来るよー!」
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さらば利尻島 |
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サロベツ原野から眺める利尻島 |
予備日を使わなかったので、帰りのフェリーを15日夜の便に変更し、札幌市手前の
道の駅にて車中泊。
時間が有るので、札幌市が一望できる藻岩山(530.9m)に登ったり、観光をすることにした。
天候 晴れ、微風。 登山口気温 17度。
[ ルート図 ]
[ グラフ図 ]
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藻岩山スキー場駐車場から出発 |
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ルートが良く分からないので、スキー場を直登する。 |
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上部で雰囲気の良い樹林帯に入る。 |
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中腹駅にある藻岩山神社 |
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もーりすカー(ケーブルカー)沿いに登る。 |
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藻岩山山頂(三等三角点・530.9m) |
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山頂展望台からの眺め。 |
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札幌ドームが見える。 |
左の写真に
マウスポインタをそっと合わせると、、、北海道大学に行ってみようか・・・
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正規ルート?を下山。常連さんや登山者は多い。 |
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駐車場に下山 |
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札幌大通公園のテレビ塔 |
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北海道大学 |
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北海道大学南門 |
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クラーク胸像 |
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小樽運河の小樽運河食堂 |
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定番の小樽運河ショット |
小樽運河にも観光船が運航されていると初めて知った。
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日本海にジュッ!と沈む夕日 |
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多くの乗客の皆さんも見つめる。 |
予想より暑く展望に恵まれない山も有ったが、雨に合わなかったので満足の北海道遠征だった。
来年も必ず、遠征したい北海道だ!!
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